体の調子どうですか??

腸内細菌に注目!!
イライラ・不安・問題行動は腸内環境が原因かも・・・
こんにちは。今日は最近よく耳にする『腸内環境』について触れたいと思います。腸と脳はつながっている、そんな話を聞いてからとても興味深く感じ、自分の中でも熱いテーマの一つです。
コロナ禍の影響もあり、免疫力を上げることにも腸内環境が深く関係しており、ストレス社会の現代では「心の在り方」というのにも腸内環境が関係しています。
心とは「意識、無意識、認識、前提」といった自覚しにくい状況を指しますが、いろんなことで悩んでしまったり、イライラしたり、そんな普通に生きていれば当たり前に起きる出来事も腸の状態が関係しているという事実があります。
私も、子どもが小さかった時の問題行動「多動、寝ない、乱暴」は、もしかすると「腸内環境が悪かったのでは?」と思ってしまうほどです。
普段の食事においても食品添加物の多い加工食品、海洋汚染が心配な魚類、ホルモン剤が投与された肉類、日々の暮らしの中で、私達は常に体の不調とつながりやすい生活環境にさらされています。
発酵食品を積極的に摂ろう
腸内フローラを育てるには日本人が古くから食べてきた発酵食品が最適です。
味噌、納豆、ぬか漬け、しょうゆ、酢、鰹節など積極的に摂るとよいですね。
また、ヨーグルトは積極的に摂っておられる方が多いのでは?と思いますが、乳製品も代表的なアレルゲンの一つです。現在は大丈夫でも、人によっては食べすぎるとアレルギーを引き起こす原因になります。
腸漏れがアレルギーを悪化させる
腸内フローラを育てる取り組みをおろそかにすると「腸漏れ=リーキーガット症候群(LGS)」という状態が起こってきます。
これは腸内フローラが貧弱で、細菌の数も少ないと細胞の新生がうまくいかず細胞間の連結がゆるんで隙間があき、腸壁に目に見えないほどの細かな穴が開いてしまう現象です。
これは、現代人の多くが起こしていると考えられている腸トラブルで、アレルギーの悪化の要因になっています。ちなみに、パンやパスタなどの小麦製品を多くとることも腸漏れにつながりやすいです。
腸壁を築く粘膜細胞は、人体で最も新陳代謝のスピードが早く、わずか1~2日で入れ替わるそうです。このスピーディな新陳代謝をさせているのが腸内細菌です。粘膜細胞の生まれ変わりを支えています。
短鎖脂肪酸って知っていますか
かなり簡単に説明すると酢酸、酪酸、プロピオン酸などの物質で、ヒトの体内では、がんや肥満、糖尿病などといった生活習慣病を防いだり、免疫機能を調節したり、腸内環境を弱酸性に保つことで、病原微生物から大腸を守ったりする働きをしてます。
アレルギーの抑制にもかかわっています。
酪酸は主にビフィズス菌が作ります。ビフィズス菌はオリゴ糖をエサにします。
大豆、ゴボウ、アスパラガス、タマネギ、ニンニク、バナナなどに豊富です。
できることからはじめてみる
日々の食生活を急に変えるのは大変かもしれません。私も普通に食材を購入し、自炊していれば大丈夫だろうと思っていましたが、普段の調味料にも食品添加物がふくまれていたりしますし、購入しているものが必ずしも安全とは言えない部分もあります。
時代もどんどん変化していますし、健康について知識を高めたいという方はたくさんいらっしゃると思います。今回はかなり簡略的な内容ですが誰かの「気づき」のお役に立てれば幸いです。
腸内環境改善と、子どもの感情・成績などが関係している実例を、子どもの発達デザイン研究所ブログでご紹介しています。

発達デザインコンサルタント
千葉県在住
1男1女の母です。現在中学生になる息子の、2才前からの多動、拘り、睡眠障害などと向き合ってきました。辛いと感じている毎日が少しでも和らぎますようお手伝いできると嬉しいです。
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