学校に行けなくなった息子の言葉

今は元気に学校に登校している息子の話です。
僕どうしちゃったんだろう。 どうして学校に行けないの。死にたいよ。
小学一年生になった息子が、2学期から朝の状態が落ち着かない様子が続き、
学校を休ませていた時の言葉です。
母の私が直感的に息子も辛いのだと感じる言葉でした。
【死にたい】この言葉を使ったのにはなんとなく理由がわかります。
その前年の夏に兄嫁の父が亡くなり、その年末に私の母が亡くなりました。
幼稚園生の息子は、1年の間に2つのお葬式に参列していて、死を小さいながらも感じていたのだと思います。
辛いのは保護者ではなく子ども自身
息子の言葉で我にかえる気持ちになり、家で過ごす方法や私自身の考え方を変えてみようと努力しました。
息子が学校に行く行かないに関係なく、[元気に生きていてくれてありがとう]と思えてきました。
[今日も学校へ行けなかった]と親がモヤモヤする気分になるよりも、気分転換も兼ねて息子を自転車の後ろに乗せ、片道40分ほどかけて身体を動かせる場所で
泥だらけになるまで遊ばせたり、工場見学などや体験できる場所に積極的に行き始めました。
場所を変える事で、私達親子の心の空気が入れ替わる気がしたのを今でも覚えています。
記憶がよみがえる
あれから数年経ち、秋から冬そして春に向けての時期がくるといつも思い出します。
息子を自転車の後ろに乗せて走ったあの道、あの時。
必死になってどうにかしたいと奮起していた私。
試行錯誤し失敗しながらも、今は全てが良い経験であったと思えます。
過去の経験にとらわれることなく未来を創造しよう
落ち着きがない子供。
お友達とトラブルになる事がある。
学校へ行けない。
集団行動からそれる。
お子様の事で様々な問題を抱えて悩んでいらっしゃる保護者の方がいると思います。
今その問題を問題視するのではなく、これからのお子様の未来を創造できるよう
10人いれば10通りの子育てがあるように、コンサルタント達が皆様を応援していきます。
必要な方にこの思いが届きますように。
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